ようやく渓谷の下まで降りてきたら、驚いたことにはそこは民家の庭先です。上品なお婆さんがにこにこ笑ってこちらを見ていました。「ここではどのくらい何世代住んでいるのですか。暮らすのは寂しくないですですか」と聞くと「3代住みつけている。もうお嫁に来てから60年になるが、寂しくはなか。今では庭先まで車も来る。」と。暫く話しをしてくれました。みんなに遅れることどのくらいだったでしょうか。川の向こうで手を振っています。ここは、アズマイチゲを見に来た時に渡る橋です。


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