2014年7月31日 追記

2/2 花咲盛の宇野夫妻 環境大臣表彰 保全活動部門 ハナシノブ保全育成


1/2 ハナシノブ

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ハナシノブ ハナ偲ぶ 何を偲んでいるのでしょうか。陣野君の笑顔がいいですね。



梅雨ど真ん中「そのときならではの野草一つ」と言えばハナシノブで決まりです。世界で阿蘇にしか咲かないというハナシノブを見に行くことにしました。「雨が降っても花は逃げません。」とは言っても台風が九州めがけて接近中です。場所は何度も通いなれた花咲盛です。そこのご夫妻の自宅がある南阿蘇村は午前6時の状態では小雨ということで予定通り7時30分に出発して、南外輪山の外側を走っていると花咲盛の宇野さんから「物凄い雨が降り出したよ・・・」。(Riro)「南阿蘇村は雨でも、その先東外輪山を越えた花咲盛は・・・まあ 行きます。」。(宇野さん)「じゃーゆっくり来て。」と。電話を切り、南外輪山中腹にある俵山トンネルを抜けると、そこは南郷谷(南阿蘇村)。もの凄い雨がフロントガラスにぶっつかって来ます。仕方がありません。南阿蘇村在住の河津さんに合志君が電話を入れると「観察会には行かないので帰りに寄って昼食会場に連れてって」ということ。さて、さて、雨の中南郷谷を抜け高森を過ぎて東外輪山の尾根の一つ大戸野口を越えたら、雨が小降りになりました。「良かった。台風がそれて行ってる。」象が鼻で吹き荒れたような風はありません。むしろ静かです。梅雨時に咲く花は雨が降る中でこそ美しいと思います。 梅雨のこの時期小雨ならハナシノブ観察には最高の日和だったのではないでしょうか。
佐藤武之著 阿蘇の野の花T 西日本新聞社 (1978年8月26日 第1刷 1996年6月25日 第12刷)
(p72-73から引用開始)
『昭和四十八年夏、皇太子殿下ご夫妻に阿蘇の野の花についてお話し申し上げたとき、妃殿下にはこの花の名前がよほどお気に召されたらしく「ハナシノブ、ハナシノブ」とお口の中で何度もつぶやかれながら「何とすてきな名前でしょう!」とおっしゃた。』(引用終わり。)

次の2枚の写真は以前「野草園」で撮影したものです。




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