2012年1月26日「出水平野 ツル」 | 「不知火干拓 クロヘラツラサギ」 →
2012/01/26 鹿児島県 出水平野 ツル観察
鶴を見たいと、出水平野にやってきました。あちこちの農地に数羽ずつ食事中の鶴たちが見え始めました。時折ゆっくりと空を舞う姿には感動しました。コンクリート2階建てツル観察センターから見ると押し合いへし合いとはこのことかと思うほど鶴たちの食事中、こんなの初めて見て吃驚しました。建屋内からの観察だったので風邪をひかずに済みました。使用レンズが50-200mmと野鳥撮影には望遠側が不足していること、又、観察している部屋の様子がガラス面上に反射したりと、撮影には無理がありました。

以下「出水市ツル博物館 クレインパークいずみ」で聞いた話から
1:鳥の数は調査日が決まっていて渡来から北帰行までに6回。
2:今年は2番目に多い数を記録した。13,101羽。
3:鶴は外敵から身を守るために水の中に一か所に固まって1本足で立って眠り、外敵が来たら直ぐに飛び立てるように風に向かって眠る。
4:1本脚で立っているのは寒いので片側の足は羽の中に埋めていて、疲れたら脚を代えて立つ。
5:調査日に早朝一斉飛び立つのを調査員が数える。
6:出水には世界に分布する15種のツルのうち7種が毎年越冬するために渡ってくる。
7:越冬地は羽数だけではなく、種類の豊かさでも世界的に貴重な場所で、国の特別天然記念物「鹿児島県のツルおよびその渡来地」に指定されている。」
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渡来状況

ツル観察センターから見ると

頑張って

どこか寂しそう ナベクロヅル

ナベヅル

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