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氷河期時代の生き残り〜大陸系の遺存植物〜

 阿蘇を中心とする地域ではヒゴタイなど大陸と共通の植物がみられます

 大陸系の遺存植物は、昔、日本がユーラシア大陸と陸続きであった時代に分布を拡げ、温暖化に伴い日本に取り残されたと考えられている植物です。

 阿蘇で大陸系の植物が見られる理由として、高地で気候が比較的冷涼なことや草原が発達していること。また、多くの湿地が散在していることなどが考えられています。


主な大陸系の植物
名前 学名
 キスミレ  Viola orientalis (Maxim.) W. Becker
 シオン  Aster tataricus L. fil.
 チョウセンスイラン (マンシウスイラン) Hololeion maximowicziiKitam. (Compositate)
 ツクシシオガマ  Pedicularis refracta (Maxim.) Maxim.
 ツクシフウロ Geranium L. var. Kiusiaum (Koidz.) Hara
 ハルリンドウ  Gentiana thunbergii (G. Don) Griseb.
 ヒゴシオン Aster maackii Regel
 ヒゴタイ  Echinops setifer Iljin
 ホクチアザミ  Saussurea gracilis Maxim.
 ヤツシロソウ  Campanula glomerata L. var. dahurica Fisch.
 その他 
                熊本博物館特別展(2001)野山で出会う花たち パンフレットから

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