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Photo:fl4_real_sirayamagiku_daikannbou_minamioguni_150_m
(Photo: © Riro Yoshioka)
シラヤマギクの春の若葉を「ムコナ」と呼び食用にするとのことです
前のページの「ヨメナ_2」は、初め誤ってシラヤマギクと紹介したのもです
名前 花期 所在地 合弁花類 草 ・ 木 もろもろ
シラヤマギク=ムコナ8〜10月山地や丘陵などキク科・シオン属多年草春の若苗は食用
学名解説 (L)→

追記 2016/

名前 真生双子葉類・キク目学名
シラヤマギク キク科 シオン属 Aster scaber Thunb.

「APG分類体系に関して」は→

 


2/2 2012年11月 追記

「茎、葉とも非常にざらつき、しばしば葉に無性芽のようなものが生ずることがあるが、これは一種の虫えいである。」(新牧野日本植物図鑑)
「シラヤマギクは白い舌状花が6枚前後と、シオン属の他の種と比べると少ない。」(朝日百科 植物の世界 )
「下部のは葉6-15cmの柄があり有翼または無翼。」(日本の野生植物)
(Photo: © Riro Yoshioka)
2012年10月
高森の花の友達 Iwas さんが、「シラヤマギクの虫こぶを見せてあげる。これ化学変化かな?」と。悪戯っぽい笑顔です。
シラヤマギクを知ったのが2000年9月のこと。このWeb-siteを立ち上げて直ぐの頃です。キクの仲間は、白菊・黄菊どれも似ていて区別が難しく野菊の仲間と思う事にしてきました。さて、実物を見たら吃驚です。どう見たって「コブ」には見えません。まるで「葉」。
帰宅後、市立図書館にある図鑑を全部調べますが、写真がありません。「これは、何だろうか。さーて どう調べるとよいのやら・・・」
(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)
そこで、googleで画像検索をしたら、秋吉台の植物に写真がありました。
以下『 』の中の文は、原文通り
『葉に変わり芽が出来たもをよく見かけるが、なぜ出来るのかは、定かでない。』と、ありました。
秋吉台の植物はここをクリック)
 
更に「シラヤマギクカワリメフシ」で検索すると「タマバチの一種が1匹いました。」の画像があり、その様子も知ることが出来ました。
 
上記の事から、このページの画像は、新牧野日本植物図鑑に記載されていた「しばしば葉に無性芽のようなものが生ずることがあるが、これは一種の虫えいである。」と、考えてよいのではと思いました。

後日談
この写真を見た熊本記念植物採集会の副会長が『「きれいな花」だけなら写真同好会的な団体の写真の方が格段に上だと思います。 記念植物採集会だからこそという写真も必要と思います。』と。そこで、一枚に纏めた写真を出展しました。
熊本記念植物採集会 写真展 阿蘇の草花2 2012年11月22日〜25日 (於)熊本県民百貨店6階

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