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熊本記念植物採集会 第991回例会が平成24年4月22日天草で行われました。雨風が強く長靴・雨傘で貸切バスに乗り込みました。現地到着時には風はあるものの絶好の観察日和となりました。ハマダイコンの群生地から始まる観察では、花が咲いていないのも含めて多くの海岸の植物を観察しました。コウボウムギ、コウボウシダ、ツルナ、ハマゴウ、ハマヒルガオ、ハママンネンングサ、イワタイゲキ、ハマウド、カワラヨモギ、ホソバワダン、マサキ、トベラ、シャリンバイ、ハマビワ、マルバグミ、コバノタツナミ、キキョウラン、カノコユリ他。特にキキョウランや、カノコユリノが花開くときには再度訪れたいと思いました。帰途、林には柿色の「オンツツジ」、人里近くにルリハコベ、バスの車窓からはまっ白い「イワガサ」や「ハクサンボク」の花も見ることが出来ました。
ヒメキランソウをアップします。

Photo:Hime kiransou
(Photo: © Riro Yoshioka)

人の背丈の2倍ほど高さに群生しているヒメキランソウ。場所を変えると足元にも群生しています。
熊本県植物誌に「極稀」とあります。
レッドデータブック くまもと2009 ○「絶滅危惧U類(VU)」 絶滅危機が増大している種。

Photo:Hime kiransou
(Photo: © Riro Yoshioka)

キランソウが地べたに這いつくばるようにしているに対して、ヒメキランソウはひょっと立ちあがています。

名前花期所在地 合弁花類 草 ・ 木 もろもろ
ヒメキランソウ
 
3〜 4月
 
砂浜や路傍に生える
 
シソ科
キランソウ属
多年草
 
九州南部
琉球・台湾

学名解説 (L)→

APGV

名前 真生双子葉類・シソ目学名
ヒメキランソウ シソ科 キランソウ属 Ajuga pygmaea A.Gray

「APG分類体系に関して」は→

 

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