阿蘇花野協会 Pro Nature Reserve では熊本大学理学部が調査研究中です。
標識が敷地内に多数林立
2メートル四方の中で植生調査をされています。下記はその時に印象として話されたことから。
「伐採跡地から新たに120種程が出現(伐採前は150種程)。現状は草原ではなく原野である。伐採跡地から姿を現したのには草木類が多い。それに帰化植物やパイオニア植物クマイチゴ・ヌルデなど。伐採前にあったものが、その後、姿を消したのはカウントしてない。」
案内して頂いた先生からの話の要点は
「 1:エビネは姿を消すでしょう。
  2:伐採後姿を現した花の種子から1年後に花が咲いたことを確認できた。
  3:『多くの草原植物は 地下茎バンク によって休眠しながら土の中で生き続けている。』この事については、伐採跡地では現時点迄確認できていない。
  4:今後、野焼き草刈りを実施して、草原に戻すには5年先か10年先になるかわからない。」とのことでした。


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