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(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)

 葉の長さ葉の形雌雄について
サンショウソウ
 
1〜3cm
 
楕円形で先は尖らず
縁には片側4から5か所のギザギザ。
葉の付け根に小さな花のかたまりをつける。
すべて雌株だという。
紫色を帯びる。
 
オオサンショウソウ 
 
2〜6cm
 
ややいびつな楕円形で先は尖る
縁には少数の低いぎざぎざ。
雌株、雄株、両性株が混じっていて
このような状態を亜雌雄異株性という。
茎は無毛。
 

(Photo: © Riro Yoshioka)

ひときわ目を引くイワザクラを観察した帰り道、斜面に拡がる濃い緑の地味な葉を見たSさんが「サンショウソウを知っていますか」、と。「サンショウの木は知っていますが、それは知りません。」と答えました。前後に車が来ていないのを確認して、車を停めました。これは、小さい花。地味な花。私にはさっぱり興味がわきません。絶対に盗掘の心配はありません。目立たない花。どこかで会っても通り過ぎることでしょう。Sさんが植物を分け隔てなく観察される姿に驚きました。
名前花期所在地 離弁花類 草 ・ 木 もろもろ
サンショウソウ
 
3〜 6月
 
山地の林下に生える。
 
イラクサ科
サンショウ属
多年草
 
葉はゆがんだ倒卵形
裏面脈状に曲がった短毛がある。

学名解説 (L)→

APGV

名前 真生双子葉類・バラ目学名
サンショウソウ イラクサ科 サンショウソウ属 Pellionia radicans (Siebold et Zuccc.) Wedd. var. minima (Makino) Hatus.
radicans=根の

「APG分類体系に関して」は→

 

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