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(Photo: © Riro Yoshioka)


3艘の海上タクシーに分乗して行く天草での観察会。
初めて見る珍しい植物「ツメレンゲ」と「キイレツチトリモチ」。海岸に群生するツワブキは見事でした。


(Photo: © Riro Yoshioka)
撮影している足元は満潮時には海の中。崖の上まで数多く見えました

(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)

ツメレンゲ
●「準絶滅危惧(NT)」 存続基盤が脆弱な種。詳しくは→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
熊本県レッドリスト2013:○「絶滅危惧IB類(EN)」 絶滅危惧IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の可能性が高いもの。
熊本県植物誌に「極稀」とあります。
「江戸時代に観賞用に盛んに栽植され、ヤツガシラの園芸品種も作られた。屋根に植えて火事の延焼を防ぐ用途もあった。見る事が多いのは圧倒的に海岸である。他の植物が侵入できないような乾燥した場所に生え、時に大群生をする。」(「レッドデータプランツ」(株)山と渓谷社)
 
「多年草であるが開花した個体は枯れる。しかし、下部が短い枝を出して横に次々と子苗を生ずるので株としては生き続けている。」(「野草大百科」(株)北隆館)
 
「日本名」爪蓮華はイワレンゲに似て、葉が細く尖り、けものの爪のように見えるためにいう。(増補・改訂 牧野新日本植物図鑑(株)北隆館)
名前花期所在地 離弁花類 草 ・ 木 もろもろ
ツメレンゲ
 
 
10〜11月
 
 
日当たりのよい岩上
屋根上
 
ベンケイソウ科
ツメレンゲ属
 
多年草
 
 
夏のロゼット径12CM
ロゼットの葉は多肉・鋭頭で短針がある。
花茎は高さ8-30CMの搭状

学名解説 (L)→

APGV

名前真生双子葉類・ユキノシタ目学名
ツメレンンゲ ベンケイソウ科 イワレンゲ属 Orostachys malacophylla (Pall.) Fisch. var. iwarenge (Makino) H.Ohba.
malacophylla=やわらかな葉の

「APG分類体系に関して」は→

 

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