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ハママンネングサ
熊本県植物誌に「極稀」とあります。

●「絶滅危惧II類(VU)」 絶滅の危険が増大している種
詳しくは→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html

熊本県版カテゴリー区分 新カテゴリー(2004)
○「絶滅危惧U類(VU)」 絶滅危機が増大している種。

「熊本記念植物採集会の第933回例会」が、肥薩おれんじ鉄道(旧鹿児島本線・八代駅〜出水駅)が八代海(不知火海)に沿って走る芦北海岸でありました。前日からの雨も止み、穏やかな海に浮かぶ天草の島々や、雲仙普賢岳も見ることができました。ハマナデシコ、ハママンネングサ、ハマダイコン、ハマヒルガオ、ハマニンドウ、テリハノイバラ、アレチハナガサ、アメリカセンダングサ、クマノミズキ、クチナシの花が見られました。アコウの巨木の下で地元のお婆さんがアコウの樹を自慢しながら話してくれたのが印象に残りました。厳しい環境に適応していく海岸植物の観察、神社の植物観察、山道の植物等を観察した中から、ハママンネングサをアップします。
海岸線から少し離れ、小道に沿った斜面に「ハママンネングサ」を見ました。図鑑に「海岸の岩上に生える。」と、あります。ここは、砂浜すら無い場所になっているのにも拘わらず、生き残っているのは素晴らしいと思いました。花だけ見ると、コモチマンネングサに似ていると思います。

Photo:Hama mannengusa
(Photo: © Riro Yoshioka)

Photo:Hama mannengusa
(Photo: © Riro Yoshioka)

Photo:Hama mannengusa
(Photo: © Riro Yoshioka)
暫く歩くと、目の高さよりも少し高いところに花が咲いてました(花を見たのはこれだけ)。

名前花期所在地 離弁花類 草 ・ 木 もろもろ
ハママンネングサ
シママンネングサ
4〜 6月
 
海岸の岩上に生える
九州南部〜琉球
ベンケイソウ科
マンネングサ属
多年草
 
ムカゴが出来ない。種子で繁殖する。
花に稔性がある。

学名解説 (L)→

APGV

名前真生双子葉類・ユキノシタ目学名
ハママンネングサ ベンケイソウ科 マンネングサ属 Sedum formosanum N.E. Br.

「APG分類体系に関して」は→

 

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