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 合志君から2005年6月18日に電話がありました。「江津湖にペリカン飛来を知り見に来たが、本日の所は確認できなかった。明日 阿蘇に山野草を見に行きませんか」と。
 19日6時30分ペリカン確認したそうです。
 19日8時出発。奥阿蘇で「世界で阿蘇郡内にだけしか自生しないハナシノブ」を見に行きました。咲いていました。 秘中の秘とでもいえる場所です。9株咲いていました。盗掘が多く絶滅状態のようです。パトロールの様子が前日も新聞・TVで報道されていました。  (阿蘇の地図→)
 
帰りは、南郷谷を抜け、阿蘇谷を抜けて北外輪山を駆け上り尾根に出ました。近くにある湿地に入りました。ここを案内したのは季節が巡れば、絶滅危惧種のミチノクフクジュソウ、サクラソウ、ノハナショウブ、オグラセンノウ等々希少種がいろいろ咲く場所だからです。当日は、風が非常に強く、満開の時期を過ぎてはいましたが風に靡くイブキトラノオの大群生には驚きでした。早くもユウスゲが咲いているのにはこれまた驚きました。湿地帯を抜けるにはノブキの大群生地を踏み分け、背丈ほどもあるヤマアザミの群生地を通らねばなりませんでした。合志君は薄い真夏のズボンに半袖姿だったので痛そうで可哀想でした。右に左にヤマアザミを踏みつけて少しでも合志君の痛みがないようにと汗だくになりました。翌日合志君に「もう懲りた?」とメールで尋ねると「懲りてはいません。また、行きましょう。」と、あったので他の場所へも行けたらと思っています。楽しい観察会でした。
この日見た花は、サイヨウシャジン、シモツケ、ノアザミ、タカトウダイ、オオマツヨイグサ、ユキノシタ、バイカウツギ、シライトソウ、ミヤコグサ、花期を過ぎてはいましたが背丈よりも高いヒレアザミの大群生、ハナシノブ、イブキトラノオ、ユウスゲ、レンリソウなどでした。



ハナシノブを背景に記念撮影。




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