---

 2011年6月22日

2011年は入梅とほぼ同時に、梅雨末期の集中豪雨を思わせるような連日の雨でした。10日間で800mm位降ったでしょうか。

「6月のどんがめ野草観察会」は梅雨真っ最中の6月22日と決めていました。

雨に咲く、世界でも阿蘇の一部にしか咲かない「ハナシノブ」、日本では阿蘇、大分の一部にしか咲かない「マツモトセンノウ」。

梅雨の時期であればこそ観察できる花々が待っているのです。

熊本記念植物採集会のモットー「雨が降っても植物は逃げません。」に倣い「どんがめ野草観察会」も少々の雨では観察会は中止にはしません。

但し、大雨、強風下では取りやめます。

22日夜明けまで激しい雨、雷も聞こえます。何度も目が覚めました。

しかし、どんがめの皆さんの日頃の行いが良いのと、自称晴れ男（宮崎君）自称晴れ女（柴田さん、河津 瑩子さん）の参加もあり、雨は上がりました。

今朝までの大雨で、阿蘇の草木は十分すぎるほどの水を得て、塵埃は完全に洗い流されて、花も草木も生き生きとしていました。

最高の観察日和となりました。

 

参加者：出田さん、柿山さん、柴田さん、河津さん、合志君、宮崎君、吉岡。

順路：おてもやんの像前→阿蘇南外輪山越え→南阿蘇村で河津 瑩子さんを「拉致」。目指すは阿蘇東外輪山を超えて「花咲盛」→「我慢大会会場」→「阿蘇野草園」→「徳丸」→河津邸→出田さんの「南阿蘇・別荘」→九州自然歩道へ迷い込み→地蔵峠→おてもやんの像前

皆さんのおかげで実に楽しい1日でした。ありがとうございました。

ここをクリックしてゆっくりご覧下さい