ここは上天草市の永浦島。絶滅が危惧されているハクセンシオマネキの生息数日本一の場所。柴田さんからのメールに「永浦島に寄る余裕はないでしょうか? ちょうどシオマネキの季節のようなので、季節関係ない所は省いても、また、お昼もいつものお弁当で簡単に済ませてもよいように思いますが?」とありました。そこで、潮汐表で確認の結果、帰りに立ち寄ることにしました。年間で最大の干潮の時期にあたります。期待して現地に着くと、「体長2cm前後のハクセンシオマネキ」がウジャ・ウジャ数えきれないほど動き廻っていました。これを撮影するとなると「ヤオイカン」。こちらの近づく音で一斉に巣穴の中に。それではとジーットしゃがみこんで待っていると恐る恐るハサミを出して用心深く出てきます。暑いので日傘をさすとさっと引っ込み、なかなか出てきません。猛暑の砂浜で撮影した力作(?)をご覧ください。体長2cmm程の大きさですよ。


興味津々。懸命に白い大きなハサミでメスを招く♂・その誘いにオスの巣穴に入る姿を見届ける亀さんとその友。入ったら直ぐに飛び出し次の穴に入る♀も。浮気指数の高いのは♂それとも♀か。興味津々。一夫多妻か一妻多夫か。結論出すには日が暮れる。もう帰ろうよ。


海水浴シーズンは道路の混雑が予想されます。ハクセンシオマネキの大きなハサミに後ろ髪を引かれる思いの皆さんを、Riroのハサミで断ち切って現地を後にしました。現実はRiroの長距離運への神様のご加護を賜り、すいすいと天草を後に宇土半島を熊本へと走ることが出来ました。ありがたいことでありました。途中、国道沿いの狭い場所に駐車して干潟景勝の地「御輿来海岸(おこしきかいがん)」を見てもらいました。Riroは車から離れることができません。その光景は合志君のWeb-site「かしゃテツ」をご覧ください。暑くとも楽しい一日でした



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