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(Photo: © Riro Yoshioka)
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兜の中を見たくなりました。以前、堅物台樹木園の元園長さんと野草観察に行ったときに「タンナトリカブトには毒があるが少しだけ食べても死なない。」と話されたことを思い出しました。思い切ってハナカズラの兜を上げました。何やら白い物が見えます。更に引っ張り上げて下の2枚を横に開くと切れていました。奥の下から2本長いのが伸びてきてその先端の後ろは距に見えるのがあり、前は白いのが有りました。もう一段下を開くとやはり2枚に切れていました。面白いのを見ました。帰宅後図書館で調べました。
トリカブト属
   萼片は5枚
   頂萼片はかぶと状
   2枚の側萼片はほぼ同型〜倒卵形
   2枚の下萼片は楕円形または長楕円形
     (日本の野生植物)

「トリカブト属は、虫媒花として高度に特殊化した構造の花をつける。よく目立つ青紫色の花弁のようにみえる部分はがく片であり、花弁はかぶと(上がく片)の中に隠されている。花弁は1対ありちょうどタツノオトシゴのような形をしている。」(朝日百科 植物の世界 )
花弁は2枚で頂萼片の内側にかくれ身部の中程で長い柄につきイの字形をなし、柄の付着点より先はとなって、ふつう上向して密を分泌し舷部は下向する。(日本の野生植物)」


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