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第1回目キキョウ探索
2005年 東京「神代植物公園水生植物園」で初めてキキョウを見ました。いつかは阿蘇に自生するキキョウを見たいと思っていました。In氏がキキョウ探しに行こうと誘ってくださいました。情報を頼りにそれと思われる地に向かいましたが見つけることができません。どんどん進んでいくと崩落した岩石が道を塞いでいたので、先に進むことができません。日を改めて反対方向からキキョウ探しをすることにしました。

(Photo: © Riro Yoshioka)

第2回目キキョウ探索
前回と反対側からのキキョウ探しです。途中まで来ると車を進めることができません。午後1時30分ころから歩き始めました。情報にある場所らしきところがわかりません。日差しが強く喉が渇いてきました。車の中に水筒を忘れていました。これ以上歩き回っていたら熱中症になりそうだったのでIn氏に「私はもう探すのは諦める。」と言うと、In氏が「ここで待っていてください。探してスマホに連絡しますから。」と言われました。待つこと30分「1株ですがありました。見に来ますか。」と。写真で見るように残念ながら花弁が虫に食われたようです。しかし、下のほうに蕾らしいものがあるので、もう1度探しに来ることにしました。1万歩 真夏の草原を水無しで歩き回ったのでかなり疲れました。

(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)

第3回目キキョウ探索
前回見つけた場所近辺を探しましたが見つけることができません。ススキもかなり背が高くなっていました。今年は無理。来年また探しに来ることにして帰ることにしました。オミナエシ・萩の花・サワヒヨドリ・アソノコギリソウ・サイヨウシャジンなどを見ながら歩いていると、突然私の目に飛び込んできたのはキキョウ。思わず「あった!」と。感激!!!。12年間見たいと思っていた阿蘇に自生するキキョウを目にすることができました。In氏に心から感謝しています。

(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)



●「絶滅危惧II類(VU)」 絶滅の危険が増大している種→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
熊本県植物レッドリスト2013 〜維管束植物〜
○「絶滅危惧IA類(CR)」 ごく近い将来における野生での絶滅の可能性が極めて高いもの。
熊本県植物誌に「」「以前は各地にあったらしいが絶滅してしまって現在は自生のものは極めてすくない。」とあります。
「根茎を水洗いし細根を取り去り乾燥したものが桔梗根で薬用にされる。咳や痰を取り気管支炎などに効くという。」(日本の野生植物)
「万葉集で秋の七草によまれるアサガオはこの花といわれる。」(原色牧野植物大図鑑)

名前花期所在地 合弁花類 草 ・ 木 もろもろ
キキョウ
 
 
6月終わりから9月
7〜 8月が花の盛り
 
日当たりのよい山地の草原
 
 
キキョウ科
キキョウ属
 
多年草
茎は高さ50〜100CM
花冠は4〜5CM
自家受粉を防ぐ雄蕊先熟
 
 

学名解説 (L)→

APGV

名前 真生双子葉類・キキョウ目学名
キキョウ キキョウ科 キキョウ属 Platycodon grandiflorus (Jacq.) A.DC.

「APG分類体系に関して」は→

 


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