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ノヒメユリ
昨年ある牧野組合の理事長さんがノヒメユリを見に連れて行ってくださいましたが、そこには既に1本も咲いてませんでした。「確かにこの辺に咲いていたのだが・・・」とがっかりした様子でした。波野村のこの場所には何度か来たことがあったのですが、今回初めて風に揺られて咲いているノヒメユリを見ることが出来ました。(右は後日北外輪で見たときの写真です。)
   熊本県植物誌によると「天草には多産するが、他の地域では少ない」とあります。

Photo:nohimeyuri-up
(Photo: © Riro Yoshioka)
Photo:nohimeyuri
(Photo: © Riro Yoshioka)
名前花期所在地 単子葉類 草 ・ 木 もろもろ
ノヒメユリ
 
8月
 
山地の草原
 
ユリ科
ユリ属
多年草
 
日本産のユリ属の中では
最も小さい

2004/07 追記真っ直ぐ上に花を開くヒメユリ →
学名解説 (L)→

APGV

名前 単子葉類・ユリ目学名
ノヒメユリ ユリ科 ユリ属 Lilium callosum Sieb. et Zucc. var. callosum

「APG分類体系に関して」は→

 

2/2  2022/07 追記

>

2004年当時は、放棄牧草地で灌木が覆ってた場所だったそうです。灌木除去、草集め、草刈り、野焼きを継続した結果、驚いたことには高さ2メートルは超えるかと思えるノヒメユリが復活したのです!。
 
「この花はすっかり開いてしまうと、花弁が外側にめくれて巻いたようにそり返る」(佐藤武之著 阿蘇の野の花・西日本新聞社)とあります。上から蕾や花弁が反り返る前の花、すっかり開いて花弁が反り返った花が見えます。
 

○「絶滅危惧IB類(EN)」 IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種。詳しくは→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html

熊本県植物レッドリスト 2013
○「準絶滅危惧(NT)」 存続基盤が脆弱な種。

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