- 2015年10月15日
- 「江原の森」花調べに続き、マゼノ渓谷に向かいました。2002年に近くまで来たときは道は狭く舗装もなくマゼノ渓谷への道がわからなく引き返しました。今回は往復2車線の立派な舗装道路が開通していて、マゼノミステリロードと名付けられていました。
- 渓谷は私有地の牧場の中にあるとのこと。今年から、牧野組合が渓谷内を管理し、1人200円の料金を取るようになっていました。牧畜経営を取り巻く環境が一段と厳しくなってきているのが背景のようです。牧場関係者数人が入り口に居て、初めてのことのなのでとサービス精神を発揮していました。
- 「滝を見に行こう」との声についていくと、そこは渓谷の遊歩道とは思えない立派に舗装された牧場の広い道路。両脇には大きなリンドウ、見事な簪を乗っけた舞妓さんが数人(ヤマッラキョウ数株)、ひっそりとしかし凛としたウメバチソウ、シロヨメナ、コウゾリナなど秋の花が咲き誇っていました。写真を撮っていると作業用のトラックが追いかけてきました。我々が進んでいたのは滝への道ではなく広い牧場へと向かっていたのでした。直ぐに引き返すことにしました。今度は間違いなく遊歩道と思っていたら、なんと、ブルドーザーで荒々しく削り取ったばかりの公事中のような幅の広い道。渓谷の遊歩道とはいうものの、渓流沿いではなくて、遥かに高い所に作られた道です。紅葉の季節に上から眺めると素晴らしいだろうなと思いました。
|