- 2012/02/23/ 吉岡噴気孔見学
- 阿蘇に「吉岡」という地名があります。
- 昔、阿蘇湯の谷温泉から牧場地内を通り、この「吉岡」という場所を訪ねました。
- そこは、狭い道、離合は非常に難しい道でした。
- そんなところに「別荘地」があるのには驚きました。
- 通り過ぎて出たところは地獄・垂玉温泉に通じる道でした。
- ある年、この地に水蒸気が噴き出しました。新聞テレビで連日報道されました。
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- その地を本日 村役場から立ち入り許可を得た地学の先生の案内で見学することができました。
- 持病の喘息がありますので、マスクをして風下になると逃げようというおっかなビックリの見学でした。
- 立ち入り禁止の現地の足場が前日の雨でどうなっているかわからない状況でした。
- 噴気孔の壁の狭い所を慎重に歩き、近寄りました。
- 途中風がこちらに向かってきそうになったので、暫く様子を見ました。先生は中止も覚悟されたとのことでした。
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- 水蒸気が立ち上り、孔を直ぐには見つけることが出来ませんでしたが、一瞬透明になったというか孔が見えました。
- ぶくぶく地獄温泉みたいに吹いている場所も時折見えましたが撮影は出来ていませんでした。
- 硫化物の臭いが鼻につき始めたので直ぐに退散しました。
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- 見学終了後、先生から「今日見ることが出来たからと言って絶対に自分では来てはいけない。硫化物の臭いが消えたと思い風向きが変わったからと思ったら間違いのもと。それは、臭いを感ずることが出来なくなった危険な状態の場合があるから。立ち入り禁止を甘く見てはいけない。絶対に来てはいけない。」と、厳しく申し渡されました。
- 専門サイトをクリックされてください。最近の吉岡の噴気地帯の観測
俵山「トンネルを過ぎると、そこは・・・だった。」
左下は南阿蘇村(南郷谷)左 遠くに吉岡噴気孔から立ち上がる水蒸気。右が夜峰山。
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