- 現状
- 阿蘇中岳からは、普通数百トンから1,000トン/日の二酸化硫黄ガスが出ているが、現在は3,000トン。(もっと活動すると10,000トンでる。) これは世界の上位5つ(Top5)に入る。日本では阿蘇だけ。
- 阿蘇中岳の現状は安定している時期である。上の図表の「ストロンボリ式噴火」にある。
- やや本格的な活動に近づいている。火道を拡大しつつある活動が行われている。
- 最近の降灰の状況 砂粒からパウダー状に変わった。
- 阿蘇の特徴:スコリアが火口内に再度入る。→砕ける→ガス→スコリアが火口内に再度入るという火山灰のリサイクル活動中である。この活動で砂粒がパウダー状となる。 これは磁性体を含むのでパソコンの内部に入ると故障の原因となる。
- 2013年9月から火山灰の濃度が上がったという現象が起きた後に、噴火警戒レベル1→レベル2。
直ぐに噴火警戒レベル2→レベル1(観光依存のため)。- 2014年8月 火山性微動 噴火警戒レベル1→レベル2。
- 2014年11月 火山灰がもっと出るようになった。
- 今後について
- ○:今の状態のまま火口を拡大→湯だまり→収束のケース。
- ○:マグマ爆発。水蒸気爆発を考えておかなければならない。
- ○:このままの収束はない。(草千里のマグマだまりが膨らんでいる)。
- 引き続き
- 阿蘇の噴火について記載してある歴史書他、徳富蘆花「夏の山」、夏目漱石「二百十日」、与謝野鉄幹・北原白秋・木下杢太郎・平野万里・吉井勇「五足の靴」、犬飼孝「我が人生阿蘇の噴煙」、梅ア春生「幻化」「青春」、草野心平「阿蘇山」、山上休息店主の話などを紹介して頂きました。いずれも、現在の阿蘇の噴火とは比較にならない大規模な噴火の模様を知ることが出来ました。
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