NPO法人阿蘇花野協会主催「刈り干し切り・草刈り」に参加しました。機械を肩からかける刈り干し切り作業は40歳台以下のメンバーに任せて、私は斜面を避けて大きい鎌で草刈りをしました。鎌は中学以来触ったことがありません。大きくて初めは戸惑いましたが段々と慣れてきました。3時間半ほどの作業でしたが鎌を握る手はがたがた、厳しい暑さも重なり疲れました。ススキが大きくなると根に栄養が周り翌年更に大きく成長するので、そうさせないように本来8月頃に行うのが良いそうです。本協会ではそのタイミングでは出来ないので10月になって刈り干し切りをしました。刈り干し切りや草刈りの意義は牛の飼料と野焼きの時の防火帯作り、それとススキを適度に押さえていくと、多くの花が復活してくるからだそうです。驚いたことには植林された場所でさえも、樹木を切り出し、野焼きと採草を繰り返し行い、適度にススキを押さえていくと、種子を散布しなくとも、数年後には「花野(はなの)」が出現するそうです。疲れはしましたたものの参加してよかったと思います。