花野の再生

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: 2007年7月8日　豪雨の中休み、朝から今にも降りそうな空模様。阿蘇花野協会の観察会が行われました。
参加者全員が吃驚したのは昨年までは、この場所には見ることが出来なかった「マツモトセンノウ」の群生している光景でした。10数年灌木除去作業をしてなかったと言われているこの牧場を、会員で野焼きや草刈りを行い、3月に、やっかいなノイバラなどの灌木除去作業をしている時には「一番喜ぶのは牛だな。」と、話が出ていました。4ヶ月後、草花はこたえてくれました。マツモトセンノウ、ノハナショウブ、アソタカラコウなど希少種がどっと咲いたのです。一足早い「花野の再生」と、言ってもよいでしょう。牛たちも、我々会員も喜んだのでした。
『「花野」は秋の野辺。ススキの穂が波打つ草原に、秋の七草をはじめとする可憐な植物たちが咲き誇る世界です。』
ヒメユリ、クサレダマ、オカトラノオ、タカトウダイ、シシウド、ハナウド、カキラン、チダケサシ、ハナシノブも観察しました。来年以降、花野協会で伐採する植林地帯を見に行きました。そこは、プロの方に伐採を頼むそうです。手に負えないほどの灌木が生い茂っている場所が見えます。これは大変な事になりそうです。

(Photo: © Riro Yoshioka)　写真右に見るように、マツモトセンノウの群生しているのが、何カ所もありました！！！

上の写真と同じ場所　2007年3月18日　灌木除去作業時の写真　↓

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上の写真と同じ場所 2007年3月18日 灌木除去作業時の写真 ↓

上の写真と同じ場所　2007年3月18日　灌木除去作業時の写真　↓