普通 これをアカショウマと聞きます。しかし、 図鑑を調べると九州は生育地として載っていません。
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生育地について
- 「アカショウマは、東北地方南部から近畿地方にかけての本州、
四国に分布するとされる多年草であるが、中国地方にも分布する。」と岡山理
科大学のページに出ていました。又、日本野生植物フィールド版では「本(東
北南部)・四」と出ていました。熊本県植物誌には「本、四、九」とありました。
- 以上の事を書き添えて、熊本市立博物館の学芸員の先生に聞くと
- 「ずいぶ前にわたしも疑問に思って、東海大学の先生にきいたことがあります。そ
のときは、阿蘇にはトリアシショウマが多くあるといわれたことがあります。
平凡社の図鑑にはトリアシショウマの九州分布は書いていないので、頭を悩ませ
ました。それで、トリアシショウマなら根っこを見ないと分からないな〜と
思った覚えがあります。
- ということで、アカショウマ、ツクシアカショウマ、トリアシショウマとすべて
変種レベルの違いなので、ちょっと写真では断定できません、ということでおね
がいします。」
- と、回答をえたので、花咲盛のオーナーに根から掘り起こして博物館に持ち込むことを許可して貰いました。
- そのうちに再度の回答が来ることを期待しているところです。
2010年07月29日 追記
- 2010/07/29
- 博物館で同定して頂いたら「アカショウマ」と教えて頂きました。
- 持ち込んだ株すべてを熊本博物館で「さく葉標本」にされました。
- ここをクリックされると、アカショウマのページにアクセスできます。