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熊本記念植物採集会例会に参加した学習会の時、観察できた植物の報告の中に、ウチョウランがありました。残念なことにRiroは見ていなかったので、翌日、再度現地に出かけました。高い古木の幹に咲いています。若干揺れる橋の上からの観察です。花の大きさが1センチメートル程なので望遠ズームで撮影しました。

ウチョウラン (羽蝶欄)
●「絶滅危惧II類(VU)」 絶滅の危険が増大している種→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
熊本県植物レッドリスト 2013○「絶滅危惧IB類(EN)」 絶滅危惧IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の可能性が高いもの。
望遠ズーム170mm相当での撮影。(Photo: © Riro Yoshioka)

望遠ズーム560mm相当での撮影。(Photo: © Riro Yoshioka)

望遠ズーム560mm相当での撮影。(Photo: © Riro Yoshioka)

望遠ズーム560mm相当での撮影。
中央部をトリミング。(Photo: © Riro Yoshioka)

「和名羽蝶蘭は、花の様子から、別名のイワランは成育地から、アリマランは兵庫県有馬に生えるから。」(増補・改訂 牧野新日本植物図鑑)
 
「野生ランの栽培ブームのとき、各地で乱獲され、手に届く個体はほとんどなくなった。最近ブームがさがり種子の無菌培養による増殖技術の確立により、山採りは減少しているという。」(レッドデータプランツ)


名前花期所在地 単子葉類 草 ・ 木 もろもろ地域個体部の特徴を重視して
変種として区別することがある
ウチョウラン
イワラン
コチョウラン
アリマラン
6〜 8月
 
 
 
浅い山の湿った岸壁や
尾根の上などに生える。
 
 
ラン科
ハクサンチドリ属
 
 
多年草
 
 
 
茎は斜上、または多少垂れて10cm〜20cm
花は紅紫色
葉は2〜3個
 
クロカミラン(佐賀県黒髪山)
サツマチドリ(鹿児島県下甑島)
アワチドリ(千葉県の山地)
 

学名解説 (L)→

APGV

名前 単子葉類・クサギカズラ目
                  (キジカクシ目)
学名
ウチョウラン ラン科 ウチョウラン属 Ponerorchis graminifolia Reichb.f.

「APG分類体系に関して」は→

 


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