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いつもの散歩道、冬になると真っ赤な実に多くのメジロが食べに来るのを見ていました。春になると真っ白い花を沢山つけています。「ピラカンサ」だと教わりました。
図書館で調べると(株)北隆館発行の「原色牧野植物大図鑑」や「新訂 牧野新日本植物図鑑」、(株)平凡社発行の「日本の野生植物」 木本 I II や「帰化植物」「改定新版 日本の野生植物」には記載がありません。
 
朝日新聞社発行の「朝日百科 植物の世界」にピラカンサについて下記の通り記されてました。
 
「ピラカンサ(トキワサンザシ)属はヨーロッパ東南からアジアに6種類が分布するが、日本に自生する種はない。常緑低木で枝の変形したとげを持ち、花は白色で散房状に密につく。
日本ではタチバナモドキ、トキワサンザシ、ヒマラヤサンザシPyracantha crenulataなどが栽培されており、これらを総称してピラサンカとよんでいる。 」「朝日百科 植物の世界」
 
上記3種の色については下記のように記されていました。
タチバナモドキ和名は橙色の果実をタチバナの果実にたとえた。
トキワサンザシ 果実は偏球形で直径約6ミリで赤く熟す。
ヒマラヤサンザシ 橙赤色に熟す。
以上の事から、このページのピラカンサは冬になると実が真っ赤になるので、トキワサンザシと思います。
(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)

常緑低木で枝の変形したとげ
(Photo: © Riro Yoshioka)

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