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2015年10月18日 平成27年度「阿蘇の自然に親しむ集い」
行事:全国自然歩道を歩こう月間 「清流の森散策とすずめ地獄」(南小国町)
参加者:阿蘇地区パークボランティアの会:13名 | 一般:16名 | 環境省:2名 | 一般財団法人自然公園財団(PV事務局):1名 |(計32名)
 
早朝は少し肌寒い程でしたが、集合時間の10時にはハイキングには最高の天気となりました。有毒なガスが湧きでる冷泉から流れるすずめ地獄一帯はきつい臭いがします。目を転じるとそこは森。爽やかなハイキングが出来るなんとも両極端なこの地は、阿蘇火山帯ではなく九重火山帯に属するとのことでした。初めて目にする「モンローリップとも言われるイオウゴケ」、森の中には「巨大な蜂の巣が樹木に取りついたように見えた巨樹のコブ」「溶岩が冷えるときにガスが抜けたといわれる奇石・巨石群」「アズキナシという珍しい巨木」がありました。又、森の小道には「小さなキッコウハグマ」も目にしました。これらをアップすることにします。他にはアキノキリンソウ・リンドウ・ヤマラッキョウ・ウメバチソウ・シラヤマギク、ガンクビソウ、ヤブタバコ、センブリ、シラネセンキュウ、ギンリョウソウモドキ等も咲いていました。綺麗に草刈りされた跡地には、極めて小さいアイナエやキツネノマゴ、水辺にはツリフネソウも見る事が出来ました。そういえば「めだか」が群れて泳いでいるのを見たのは何十年ぶりかのことでした。
 
昼食前に「皆で歌を」という特別企画がありました。「もみじ」・「小国セレナーデ」・「阿蘇の恋歌」・「火の国旅情」をたくさんの人達が楽しそうに歌いました。パークボランティアの会会長の歌う「草泊り月夜」は、南小国から阿蘇北外輪の空へと朗々と流れました。Riroのスチールカメラの動画機能で撮影したのを、ユーチューブにアップしました。実に楽しいハイキングの一日でした。皆様に感謝申し上げます。

これから向かう清流の森。 足元近くには「冷泉 すずめ地獄 」。
(Photo: © Riro Yoshioka)


右をクリックされてください。→1 モンローリップとも言われるイオウゴケ  2 巨樹のコブ  3 アズキナシ  

4 溶岩が冷えるときにガスが抜けたといわれる奇石・巨石群  5 キッコウハグマ  6 特別企画「歌の時間」・「草泊り月夜をユーチューブに」  7 猟師山をバックに  


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