- 2011年4月29日
- NPO法人阿蘇花野協会の観察会では、観察後に花野協会所有地内にある放置人工林を2011年に伐採するので、その前に林床の様子を記録することにしました。
- 写真一番上にあるように杉の人工林の中は放置されているために暗く、台風や雪などで倒れた木のために歩きにくい所となっています。
- 参加者18名が数人ごとの班に編成されました。
- 写真左:1辺が2メートルの正方形の調査範囲を決めます。4本の杭を打ち込みます。頂点の1つをGPSで正確に記録します。
- 写真右:正方形内の全ての植物を記録します。
- 以上の作業を各班ごとに6区域を調査記録しました。
- データベースを作り次年度以降は、各班が調査した区域ごとに開花してくる状況を数年間継続して観察記録していきます。
- 以前この地には、現在では希少種となった花も咲いていたそうですが、人工林の成長に伴い光を閉ざされ、花を咲かせることが出来なくなったそうです。しかし、種子が長い間地中に眠っていたと思われるそうです。明るい太陽の光を浴びてどんな花が開くのかと思うと、今からわくわくしています。
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