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huirinagabanosumiresaishin
(Photo: © Riro Yoshioka)
「ナガバノスミレサイシン」と言ったら「これはフイリナガバノスミレサイシン」とKさんから教えて頂きました。2003年4月観察会でこの花とそっくりのを「ナガバノスミレサイシン」と教わりました。
山と渓谷社出版 増補改訂 日本のスミレ(P113)にフイリナガバノスミレサイシンの詳しい解説があります。
下記の3冊の図鑑にはフリナガバノスミレサイシンの記載を見つけること出来ませんでした。
「新日本植物誌顕花編」 (至文堂)
「日本の野生植物」(株)平凡社
「新訂 牧野新日本植物図鑑」 (株)北隆館
学名を Yリストで調べました。「(講談社・Flora of Japan)」に学名があることがわかりました。
この本は熊本市立図書館にはおいてありません。(16/4/2013 現在)
  以上シロバナタチツボスミレと同じく「日本のスミレ」以外には熊本市立図書館の図鑑では調べることが出来ませんでした。

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(Photo: © Riro Yoshioka)
フイリナガバノスミレサイシンとはナガバスミレサイシンの「葉に班が入るもので、四国西部や九州のやや標高の高い山地に多い。葉の表面の光沢は鈍く、裏面が紫色を帯びるなど、班のほかにも、本州のものとは違う特徴を持つ。また、地域的にもひとつのまとまりを形成していることから、近年、変種に位置づける見解が発表された。しかし、花期には班がほとんと入らないものもあり、形態からは識別しにくいのも多い。」
(増補改訂日本のスミレ 山と渓谷社)

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(Photo: © Riro Yoshioka)

参考までに、ナガバノスミレサイシンに関するものを下に記します。
名前 花期 所在地 離弁花類 草 ・ 木 もろもろ
ナガバンスミレサイシン
 
4〜5月
 
山地の日陰に生える
 
スミレ科
スミレ属
多年草
 
葉は三角広皮針形
ときに鏃型をなし表面は光沢


学名解説 (L)→

APGV

名前 真生双子葉類・キントラノオ目学名
フイリナガバノスミレサイシン スミレ科 スミレ属 Viola bissetii Maxim. f. variegata Nakai
variegata=斑紋のある・雑色の・斑入りの。

「APG分類体系に関して」は→

 

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