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植物分類体系「APG分類体系」に関して
植物分類体系がAPG分類体系になり、拙作「肥後六花と大阿蘇に咲く花」の中の阿蘇で見た花がAPGでは、何がどう変わったのか、変わっていないのは何かを知りたいと思いました。
 
APGというの知ったのは
それは2014年6月12日(木)〜2014年7月7日(月) (於)南阿蘇ビジターセンター「熊本県松橋収蔵庫ミュージアムパートナーズクラブ(MPC)南阿蘇植物の会-標本展示-・第1回」に出展する標本の科名・和名は、「熊本県松橋収蔵庫では標本の科名・和名はAPGU(2003年)の分類体系に従っているからこれを採用する。」と決まった時のことでした。
同時にAPGV(2009年)のことについても教えて頂きました。
(Photo: © Riro Yoshioka)
 
 北隆館/ニュー・サイエンス社 図書目録 APG原色牧野植物大図鑑 にアクセスると「APG(Angiosperm Phylogeny Group)植物分類体系とは,ゲノム解析により被子植物を進化系統順に分類した新しい分類体系です。1990年代から研究がはじまり,本書は2009年に発表された最新のAPGIIIに準じた配列とそれに基づく学名を採用しています。」とあります。
図書館で APG原色牧野植物大図鑑T ソテツ科〜バラ科 ・ U グミ科〜セリ科 を見ました。
[1] これまでの「離弁花類」・「合弁花類」がありません
[2] 花の頁を開けてみると、[]・[科]・[属]とあります。[目]というのを初めて知りました。
[3] [目]の上は何かなと図鑑を初めの頁から見なおしたら、真生双子葉類・単子葉類というのが出てきました。
 
[4] 野草観察を初めて最初に見た図鑑は(株)山と渓谷社「山渓カラー名鑑 日本の野草」。それには「双子葉合弁花類」「双子葉離弁花類」「単子葉類」はあります。しかし、真生双子葉類[目]はありません。
[5] (株)平凡社「日本の野生植物」には、「単子葉植物綱」「双子葉植物綱 離弁花亜綱・合弁花亜綱」(離弁花類・合弁花類)はあります。やはり真生双子葉類「目」はありません。
[6] 再度これまで見ていた(株)北隆館の「原色牧野植物大図鑑」の目次のページを見ると[目]があるのに気づきました。図鑑を最初のページから見る事がなかったのです。
[7] (株)平凡社 改定新版「日本の野生植物」が出版されたので図書館んで見たら、[目]があるのに気づきました。
[8]「肥後六花と大阿蘇に咲く花」では2016年以降は「それまでの分類体系とAPG分類体系」の両方を記載しようと思います。
          (*その後、被子植物全部に両方の記載することにしました。
     APGで変更になった各項目(目・科・属)を青色文字で表示します。
 
例: キジカクシのページアクセスされてみて下さい。→
   追記2016/ の下に、青色文字が見えます。この項目がAPGになり変わったものです。


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