アソタイゲキ Eurphorbia pekinensis Rupp. subsp. asoensis

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花野観察会で先生から「アソタイゲキ、マルバコウツギ、それぞれに時期的なものや 葉の色具合などから間違いないと思う」と教えていただきました。アップします。

○「絶滅危惧IB類(EN)」 IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種。詳しくは→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
熊本県植物レッドリスト 2013
○「準絶滅危惧(NT)」 存続基盤が脆弱な種。

(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)

学名解説 (L)→
アソタイゲキ刮ハは鋭頭のいぼ状突起が6列に並んで生える。
トウダイグサ刮ハは球状で無毛で鈍頭のいぼ状突起が6列に並んで生える。

阿蘇山では夏咲きで丈が高く刮ハのいぼ状突起が鈍頭であるタカトウダイと扱われている植物も分布している。これらはいずれも全体的によく似ており、分類の再検討が必要と思われる。(平凡社 改定新版 日本の野生植物)


APGV

名前 真生双子葉類・キントラノオ目学名花期所在地草木
アソタイゲキ トウダイグサ科 トウダイグサ属Eurphorbia pekinensis Rupp.
subsp. asoensis  T.kuros. et H.Ohashi
5〜7月
 
日本の固有で九州の
山地の草原に生える。
夏緑の多年草
 

「APG分類体系に関して」は→

 

2/2  追記 2019/07


観察会で教えていただいた先生からメールを頂きました。
「先日話題になったアソタイゲキ?ですが、果実に円錐形の突起があることが確認できましたので、アソタイゲキで一件落着です。」
わざわざメールをいただきました先生に感謝申し上げます。

3日後、現地に再度出向いたところ先生がその場に来ておられて、「これがアソタイゲキの実です。」と教えていただきました。
(Photo: © Riro Yoshioka)


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