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トキソウ

●「準絶滅危惧(NT)」 存続基盤が脆弱な種。詳しくは→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
 
日本のレッドデータ検索システム都道府県のRDB指定状況:熊本県「絶滅危惧IA類(CR)」ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種
熊本県植物レッドリスト 2013では
○「絶滅危惧IB類(EN)」 絶滅危惧IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の可能性が高いものに指定されていたわけだから、現在では上記のように(CR)となったので、危惧される状況が深刻になったようです。
2010年6月にヤマトキソウを見てからいつかはトキソウを観察したいと思ってました。植物でいろいろ教わっているmさんに案内していただきました。小さな砂防ダムの上流、土砂というか小石交じりの歩きにくい湿地。小雨が降る中、傘をさし、ストック片手に歩いていると小さな綺麗なトキソウに出会えました。念願かないありがたく思っています。この日はトキソウ・コキンバイザサ・ミミカキグサなどを観察しました。
(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)

唇弁の上面と縁には多数の肉質突起があって、ブラシのように見える。
(Photo: © Riro Yoshioka)

高さ10-30cm 普通の葉は1個で中央につく。
(Photo: © Riro Yoshioka)
トキソウ
「 花色が野鳥のトキ(朱鷺)の羽色に近いことに由来する。」(朝日百科 植物の世界)
名前花期所在地 単小葉類 草 ・ 木 もろもろ
トキソウ
 
5〜7月
 
亜寒帯〜暖温帯の
日当たりのよい湿地に生える
ラン科
トキソウ属
多年草
 
花は1個が頂生する。
葉の基部は細くなって翼状に茎沿って流れ、鞘を作らない。

トキソウ亜寒帯〜暖温帯日当たりのよい湿地に生える 花は開き紅紫色
ヤマトキソウ冷温帯・山地丘陵の日当たりのよい草地に生える花はほとんど開かず淡紅色
ヤマトキソウ →
学名解説 (L)→

APGV

名前 単子葉類・ クサギカズラ目(キジカクシ目)学名
トキソウラン科 トキソウ属 Pogonia japonica Rch.f.

「APG分類体系に関して」は→

 

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