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家族と世界で阿蘇のごく限られた一部にしか自生しないハナシノブを見に行きました。その後、Hさんからワタナベソウが咲いていると教えていただいたので、観察に向かいました。

●「絶滅危惧II類(VU)」 絶滅の危険が増大している種→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html

熊本県植物レッドリスト 2013
○「絶滅危惧IB類(EN)」 絶滅危惧IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の可能性が高いもの。
2023年現在環境省による「都道府県のRDB指定状況」では熊本県においては「絶滅危惧IA類(CR)」ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種となって、より厳しい現状のようです。
熊本県植物誌には「極稀」とあります。
葉身が中央部近くまで深く切れ込む。
葉身は円形で径15-35cm・花茎は高さ30-60cm
(Photo: © Riro Yoshioka)

花弁は長さ8-15mm・萼頭は鐘型、径約6mm
(Photo: © Riro Yoshioka)

ワタナベソウ
「和名と小種名のワタナベは、高知県名野川村(現音川村)の小学校の教員で、植物採集家でもあった渡辺協(なこう)が1889年、同村で最初に発見したのにちなみ、当時東京帝国大学初代教授であった矢田部良吉(やたべりょうきち)により1892年に名づけられた。」(朝日植物の世界)
名前花期所在地 離弁花類 草 ・ 木 もろもろ
ワタナベソウ
 
7月
 
深山の林中に生える
 
ユキノシタ科
ヤワタソウ属
多年草
 
ヤワタソウ属は日本の特産属
 

学名解説 (L)→

APGV

名前 真生双子葉類・ユキノシタ目学名
ワタナベソウ ユキノシタ科 ヤワタソウ属Peltoboykinia watanabei (Yatabe) H.Hara

「APG分類体系に関して」は→

 

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