HOME|main
← ユウゲショウ| デンジソウ | イズハハコ →
2024年6月2日
熊本記念植物採集会1137回例会に参加しました。
クマナリヒラ(球磨郡が模式産地)、国内数か所に隔離分布する希少植物のツクシガヤその他多くの植物を観察しました。デンジソウイズハハコをアップします。
デンジソウ

●「絶滅危惧II類(VU)」 絶滅の危険が増大している種→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
熊本県レッドリスト2013
○「絶滅危惧IB類(EN)」 絶滅危惧IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の可能性が高いもの。
レッドデータ検索システム 都道府県のレッドデータブックくまもと2019のレッドデータ指定状況では下記のようになっており、状況は厳しいようです。
レッドデータブックくまもと2019
○「絶滅危惧IA類(CR)」 ごく近い将来における野生での絶滅の可能性が極めて高いもの。
 
現地は放棄水田をトンボの里にしようと愛好家が町に働きかけて自然生態園にしました。水害で土砂が堆積したが、数年後、湿地になって、トンボも飛来するようになり、植物が復活してました。しかし、見たところ未だ水田のように水が全面にはなく、長靴がぶすぶすとめり込みました。10月にはホシクサの仲間が見られるとのことでした。

小葉は4枚が四葉のクローバーのように田の字の形に並ぶ
葉柄は長さ10-15cm・無毛・緑色・基部は暗色
(Photo: © Riro Yoshioka)

胞子嚢果(ほうしのうか)を探している。
胞子嚢果は有柄で、葉柄の基部よりも少し上から出る短い枝に1-3個つく。
胞子嚢は胞子嚢果の内部に作られるという。
(Photo: © Riro Yoshioka)


名前所在地 シダ植物もろもろ
デンジソウ
田字草
water clover
低地で、水田や、池沼などの泥に
根を降ろしてしばしば群生
 
夏緑性の水生シダ
デンジソウ科
 
以前は暖地でごく普通であったが、
除草剤を使い始めてから水田などから姿を消し、
最近では珍しくなってきた。

学名解説 (S)→
←(P) ユウゲショウ| デンジソウ | イズハハコ (N)→
HOME (I)|main (M)
↑この頁の先頭

Copyright © 2024   Riro Yoshioka All rights reserved.