「2025/01/11 近自然工法による登山道作り 夜峰山登山道整備」
- 2025/01/11 近自然工法による登山道作り 夜峰山登山道整備
(「夜峰山登山道はほぼ完成しており、修復作業となる予定)
- 撮影したいと参加申し込みをしていたのですが、数日前に降雪があり道路凍結も心配されましたが、当日は道路の雪も溶けて無事に参加できました。
- 環境省の方にいくつかお尋ねをしたところ以下のように教えて頂きました。
- 登山道を作るようになった経緯については、昔は地獄垂玉温泉から夜峰山に上がれる登山道があった。また、地獄垂玉温泉から阿蘇五岳の一つ烏帽子岳への登山道もあったが、どちらも災害等によりその登山道が消失したので、新たな登山道ができないか検討され、地獄垂玉復興支援として、環境省直轄園地内である夜峰山登山道整備をすることになった。環境省が「阿蘇山道整備」に業務委託をし、2024年2月頃から整備を始められ、2024年5月以後阿蘇地区パークボランティアの会も活動に参加するようになった。」
- 作業内容を見ての感じでは、森の中にある材料を使用して、重機など使わない手づくりの作業でした。
- 近自然工法に関しては登山道を直す - 近自然工法の考え方と技法 - 中部地方環境事務所・ここをクリックされてください。
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数日来の雪で、参加者は環境省2名・阿蘇地区パークボランティアの会2名。
(Photo: © Riro Yoshioka)
地獄源泉からガスが吹き出してます。
(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)
ガスの先に綺麗な霧氷!
(Photo: © Riro Yoshioka)
登山道入り口は森の中!登山道はほぼ完成してると聞いてはいましたが!
(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © KANKYOUSHOU)
↓これが「自然工法」により作られている登山道です。
石は登山口横にある砂防ダムに溜まっているのを、上まで運び上げたそうです。
樹木が覆う登山道を登りきると、
そこは「かつては火口底だった池の窪園地。この火口壁の一部が(旧)長陽村の夜峰山」。
(Photo: © KANKYOUSHOU)
下の赤い長方形の中の白い横向きの三角をクリックしてください。25秒の動画が始まります、
右に「御竈門山」続いて「烏帽子山」が見えてきます。 (Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)
登山道整備の材料集め
(Photo: © Riro Yoshioka)
集めた材料を使用する長さに手折ってます。
(Photo: © Riro Yoshioka)
こちらも材料集め
(Photo: © Riro Yoshioka)
力強い!
(Photo: © Riro Yoshioka)
すべての作業は図面なし。現地で合わせてます。
(Photo: © Riro Yoshioka)
階段の枠が出来ました。ここに集めた材料を埋め込みます。
(Photo: © Riro Yoshioka)
現在の気温は1.2度C
(Photo: © Riro Yoshioka)
埋め込み作業中
(Photo: © Riro Yoshioka)
1つ1つ持って上がってきた石。大変な作業だったと思います!
(Photo: © Riro Yoshioka)
- 登山道の横が崩れないように、木材を編むように組み合わせると絡まって太い縄のようになり、そこに土砂が食い込んで更に強くなるようです。阿蘇が始めた工法で、「毛利元就の三本の矢」に因んで「もとなり」と言ってるそうです。
(Photo: © Riro Yoshioka)
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大変お疲れさまでした。
(Photo: © Riro Yoshioka)
どの写真をクリックしても、上下の main のどれをクリックしても
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