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2006年10月に登った阿蘇外輪山北西寄りにある山へ来ました。理由はその時見た白いツリフネソウをもう一度見たいというのと、その時に見たオオマルバノテンニンソウは虫に食われていて無惨な葉だったので、時期を少し早めて、9月始めに同行の士4人で登りました。驚いたことには、白いツリフネソウが咲いていた場所は登山道が崩れ、瓦礫と化してました。1輪も見ることが出来ませんでした。正に「一期一会」とは、このことでしょう。しかし、タカネハンショウヅルに出会えたことは幸運でした。オオマルバノテンニンソウの蕾や、キバナアキギリ、アキチョウジ、センニンソウの花もたくさん見ました。登り4時間下り2時間ゆっくりと観察しました。途中、山道に架けてある木の梯子が腐っていて、危険だったので、翌日、役場に電話で、修繕依頼をしました。2日後には修理完了という素早さに御礼申し上げます。
9月下旬、再度、同行の士5名で来ました。虫にも食われていない見事なオオマルバノテンニンソウの群生をあちらこちらに目にすることが出来ました。この日は途中から別ルートを取りました。そこには、タンナトリカブトや5名全員が、初めて見る「クサヤツデ」に感激しました。登り5時間30分、下り2時間の観察会で少々疲れました。大きくて見事なアケボノソウや、ヤクシソウの他に多くの植物を観察することが出来ました。その中からタカネハンショウヅル、レモンエゴマ、ハシカグサ、ダンドボロギク、ベニバナボロギク、オオバヨメナ、ノササゲ、クサヤツデをアップします。
Photo:Takane hanshouduru
(Photo: © Riro Yoshioka)

Photo:Takane hanshouduru
(Photo: © Riro Yoshioka)

26日後の観察会にて

Photo:Takane hanshouduru
(Photo: © Riro Yoshioka)

名前花期所在地 離弁花類 草 ・ 木 もろもろ
タカネハンショウヅル
 
 
9〜10月
 
 
山間部の低地の日当たりの良い
林縁や低木林を被って生育する
 
キンポウゲ科
センニンソウ属
 
ツル性低木
 
 
高嶺の名があるが、
別に高山性の植物ではない
花は3個のことが多い・萼片は4片

学名解説 (L)→

追記 2016/

名前 真生双子葉類・ キンポウゲ目学名
タカネハンショウヅル キンポウゲ科 センニンソウ属 Clematis lasiandra Maxim.

「APG分類体系に関して」は→

 

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