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Photo:hukkisou
(Photo: © Riro Yoshioka)
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(Photo: © Riro Yoshioka)
 
熊本県版カテゴリー区分 新カテゴリー(2004)
○「絶滅危惧U類(VU)」 絶滅危機が増大している種。
昨年のこと、「アソヒカゲスミレ」が咲いているよと、花の友人が案内してくれました。その時は、枯れていました。年が明けてから、現地を4回訪ねましたが、綺麗な花には出会えませんでした。来年のお楽しみにして、帰るときに、このままじゃ残念だなと思い、細い山道行けるところまで行ってみようと歩いていると、何やら道を占拠しています。初めて見る花です。夢中になり撮影して帰りました。花の友人に「アソヒカゲスミレは見ることが出来なかったが、添付の写真はなんでしょうか。」と、メールをしたら早速、教えていただきました。
調べてみると、草と思っていたら樹木それも、熊本県植物誌には「極稀」と。驚きました。図鑑も樹木ではなく草本の部にあるようです。「日本の野生植物」(株)平凡社:「日本の野草」(株)山と渓谷社
「先端が茶色になっているのが雄しべで、下のほうにきれいに二股になっている淡い黄色のものがめしべ」と、熊本市立博物館の学芸員の先生に教えていただきました。
「日本名:富貴草も吉次草もともにこの植物の常緑の葉とこんもりと茂る状態から繁殖を祝う意味を表している。」
(新訂 牧野新日本植物図鑑)

名前花期所在地 離弁花類 草 ・ 木 もろもろ
フッキソウ
キチジソウ
 
3〜5月
 
 
山地の林下に生える
 
 
ツゲ科
フッキソウ属
 
常緑の小低木
 
 
雄花=4本の雄蕊、花糸が白くて大きい、やくは褐色
雌蕊=2花柱を持つ子房がある。
茎の下部は匍匐し、斜めに立ち上がる。

学名解説 (L)→

追記 2016/

名前 真生双子葉類・ツゲ目学名
フッキソウ ツゲ科 フッキソウ属 Pachysandra terminalis Siebold et Zucc.

「APG分類体系に関して」は→

 

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