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昔、お世話になっていた得意先の工場がある地へ30数年ぶりに出かけました。道もよくなり驚きました。工場は閉鎖され寂しく思いました。更に奥へと行きました。途中湿地があり入りました。写真に撮るようなのはありません。一番奥は樹木が覆い被さった水路があり、勢いよく音をたてて流れてました。更に行くと水源があり、その先まで足を伸ばしました。小さな花が咲いていました。歩くと踏みつぶしそうになるほど咲いています。綺麗です。吃驚するほど綺麗です。花をつぶさないように、ハイキング用のシートを敷き寝そべっての撮影。花のクローズアップ、全体、環境を撮影し、生息地などを記して、博物館の学芸員の先生にお尋ねし、又、熊本記念植物採集会の副会長にもお尋ねしたところ、「ホザキキカシグサ」であること、更に、現在の熊本県での状況も詳しく教えていただきました。

Photo:hozakikikashigusa
(Photo: © Riro Yoshioka)
花弁:長さは約2ミリメートル。

○「絶滅危惧IB類(EN)」 IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種に指定されています。
詳しくは→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
 熊本県版カテゴリー区分 新カテゴリー(2004)
○「絶滅危惧IA類(CR)」 ごく近い将来における野生での絶滅の可能性が極めて高いもの。
平成17年5月20日熊本県告示第640号でホザキキカシグサが県内稀少野生動植物に指定されるとともに、併せて指定希少野生動植物に指定
「熊本県植物誌」に極希とあります。

Photo:hozakikikashigusa
(Photo: © Riro Yoshioka)
高さ5cmの定規を添えて撮影。
Photo:hozakikikashigusa
(Photo: © Riro Yoshioka)
 
Photo:hozakikikashigusa
(Photo: © Riro Yoshioka)

名前花期所在地 離弁花類 草 ・ 木 もろもろ
ホザキキカシグサ
 
5月
 
水田や湿地に生える
 
ミソハギ科
キカシグサ属
多年草
2年草
キカシグサは語源がわからない。
 

学名解説 (L)→

APGV

名前 真生双子葉類・ フトモモ目学名
ホザキキカシグサ ミソハギ科 キカシグサ属 Rotala rotundifolia (Buch.-Ham. ex Roxb.) Koehne 

「APG分類体系に関して」は→

 


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