HOME|main
← | ハナカズラ| 兜の中を →

 追記 2024/12

ハナカズラ
環境省 「国内希少野生動植物種」として追加指定されたので、「熊本県指定希少野生動植物」から外れました。ここをクリックされてください

 

1/3

「ハナカズラを見つけたので案内します。」と言われました。大喜びでついて行きました。現地は何十年もの間放棄されたままです。萱は茂り登ったり下ったり進むのも大変です。探し当てられたことに驚きました。花の多さに驚きです。一目。タンナトリカブトに似て見分けがつきません。他の葉と絡み合っていてすごい状態になっています。初めて見る花ハナカズラ案内をしていただいたS先生に心から御礼申し上げます。
Photo:
(Photo: © Riro Yoshioka)

Photo:
(Photo: © Riro Yoshioka)
ハナカズラ   ・茎は蔓性でよく伸びる。雌蘂は5個で有毛。
タンナトリカブト ・茎は直立して蔓状にはならない。雌蘂は3個で無毛
(熊本県植物誌)
Photo:
(Photo: © Riro Yoshioka)

「態本県希少野生動植物の保護に関する条例」に基づく指定種
○「絶滅危惧IB類(EN)」 IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種に指定されています。詳しくは→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
レッドデータブック くまもと2009
○「絶滅危惧IA類(CR)」 ごく近い将来における野生での絶滅の可能性が極めて高いもの。
熊本県植物誌に「極希」とあります。

名前花期所在地 離弁花類 草 ・ 木
ハナカズラ
 
 
9〜10月
 
 
九州の落葉樹林や杉林竹林等の林縁
長草型の草地。林縁の草地
藪や竹林の縁に生じる
キンポウゲ科
トリカブト属
 
多年草
 
 

学名解説 (L)→

追記 2016/

名前 真生双子葉類・キンポウゲ目学名
ハナカズラ キンポウゲ科 トリカブト属 Aconitum ciliare DC.
A. japonovolubile Tamura

「APG分類体系に関して」は→

 

2/3 追記 2011/11

雌しべの件
先輩のSuさんからメールが来ました。
「トリカブト(鳥兜)、ハナカズラ(花葛)の雌しべの数は、「牧野植物大図鑑」には、ともに“3〜5個”と記載されています。」
ハナカズラについて再度熊本市立図書館で調べたところ
雌しべは3-5個 「新牧野日本植物図鑑」
雌蕊はふつう5個 「平凡社の日本の植物」・タンナトリカブトの雌蕊は3個
雌蘂は5個 「熊本県植物誌」・タンナトリカブトの雌蕊は3個
とあります。
 
ハナカズラの種子を観察に来ました。その時の写真をアップします。
ハナカズラの雌蕊を数えるのは面倒でも種子の数ならば簡単です。
(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)

3/3 追加 2022/10


草原で見てきたハナカズラ。意外にも九州自然歩道で出会いました。
個人が採ったら三百万円(か五百万円?)の罰金とも聞いている希少野生植物。
目立つ場所なので盗掘されそうで心配です。
(Photo: © Riro Yoshioka)
更新経緯に戻る→
←(P) | ハナカズラ| 兜の中を (N)→
HOME (I)|main (M)
↑この頁の先頭

Copyright © 2011   Riro Yoshioka All rights reserved.