- 林縁を歩いていると白いのが見えます。目を凝らすと小さい花です。点々と何株も咲いています。キッコウハグマかなと思いましたが、2005年10月 天草でキッコウハグマを1度見ただけです。その時の見た葉の形と少し違うように思えました。取り敢えず、撮影しようとカメラを向けますが、樹木の陰で少し暗く、若干の風もあり、小さい白い花です。花の観察よりも撮影に夢中になっていました。次回出会った時には、じっくりと観察しましょう。
- 2005年に番外編でアップしたものからを下に再掲します。
- 「管状花が3個ずつあって、全体で1輪花のように見える。」「和名は葉が亀甲形で花がハグマに似ているという意味。」「ハグマすなわちヤクの尻尾の形をしているという意味。」「白熊(ハグマ)は僧の法要に使う払子(ホッス)を作ったり旗や槍などの装飾に用いる。」(原色牧野植物大図鑑)
- 白熊は”しろくま”と読むのに何故ハグマと読ませるのだろうかと思っていました。『「神戸付近の野草・樹木の観察紀行」にアクセスしたら「花の姿が白熊に似ているからハククマ(白熊)なまってハグマと名がついたという。」と、ありました。』
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