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細い山道沿いの林に花が咲いています。長靴を履いて近寄ってみると綺麗なお茶の木の花をいくつか見る事が出来ました。数も少なく、場所も狭い一角です。現在栽培されているようには思えません。光が差し込んでいます。この一帯が植林される前に栽培されていたチャノキの種子が眠っていて目覚めたのでしょうか。そんなことを思ったりしました。
(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)
「原産地は中国西南部と考えられ、そこから南方へ、あるいは東方へ分布を広げる過程で、高木性で大型の花葉をつける変種アッサミカvar.
assamica
と、低木性で小型の葉をつける変種シネンシスvar.
sinensis
と分化した。
日本のチャは変種シネンシスのなかでも小型であるのが特徴。花の直径2-4センチ。各地の山地で逸出し、半自生になっている。これを日本自生植物とする意見もあるが、形態的にも、遺伝子的にも、中国のチャとかわらない。」(朝日百科 植物の世界)
平凡社の図鑑「日本の野生植物 木本」、山と渓谷社の図鑑「日本の樹木」にチャノキとして記載されています。
名前
花期
離弁花類
草 ・ 木
もろもろ
チャノキ
10〜11月
ツバキ科
ツバキ属
常緑の低木
または小高木・高さ1-2m
古く中国から輸入された栽培植物
栽培品種によって多少の形態的な差異がある。
伊豆半島、九州の一部などから野生化の報告もあるが、
真の野生ではない。
花柄のある点がツバキとは違う。
学名解説 (L)→
追記 2016/
名前
真生双子葉類・ツツジ目
学名
チャノキ
ツバキ科 ツバキ属
Camellia sinensis
(L.) Kuntze var.
snensis
「APG分類体系に関して」は→
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