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7時30分到着。台風18号で峠までは強風でした。幸い現地は地形の関係で風は弱かったのですが薄暗くて、急な斜面が小雨に濡れて、ずるずるで、立つのもやっとの状態でした。見たいと思っていたレイジンソウに会えました。A & Wさんに感謝しています。

(Photo: © Riro Yoshioka)



(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)



帰宅後、 兜の姿と、花の中をもっと見ておきたかった思いました。翌々日用事を済ませてから、13時20分に我が家を出発しました。いずれも麗人の華の時期は過ぎているようですが、見回すとありました。幸運でした。天気よし!足場よし!麗人にぐっと近寄り、真正面から真上からとばっちりと。

「和名の怜人草は、花の形が舞楽の怜人が被る冠に似ていることによるという。」(日本の野生植物 平凡社)


(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)


「花は淡紅紫色で、頂萼片は上部で細くなる。葉の裂片には卵型で鈍頭の鋸歯がある。花柄や頂萼片には開出した毛がある。」(日本の野生植物 平凡社)


レイジンソウの花の色について
「淡紅色であるが、ときに色はさらに薄くなる」(日本の野生植物 P63 平凡社)
「淡紅紫色」(日本の野生植物 P62 平凡社)
「淡紫色」(原色牧野植物大図鑑 北隆館)
「赤みをおびた薄紫色」(朝日百科 植物の世界 朝日新聞社)

(Photo: © Riro Yoshioka)


名前花期所在地 離弁花類 草 ・ 木 もろもろ
レイジンソウ
 
9〜10月
 
草原・林縁
ときに林中にはえる。
キンポウゲ科
トリカブト属
多年草
 
雄蕊は無毛。
雌蕊は3個。開出毛を生じるかまたは無毛。

学名解説 (L)→

追記 2016/

名前 真生双子葉類・キンポウゲ目学名
レイジンソウキンポウゲ科 トリカブト属 Aconitum loczyanum Rapaics

「APG分類体系に関して」は→

 


「雌蕊は3個。」とあります。それでは実も3個あるのか確認しようと、初めに見た日から11日後に現地を訪ねました。
実が3個ついてます。花も実も両方がついている株が1つだけありました。
マクロレンズでの撮影です。花は完全にぼけて見えます。

(Photo: © Riro Yoshioka)


熊本県植物誌から
キンポウゲ科・トリカブト属ハナカズラ茎は蔓性でよく伸びる。雌蘂は5個で有毛。
キンポウゲ科・トリカブト属タンナトリカブト茎は直立して蔓状にはならない。雌蘂は3個で無毛
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