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(Photo: © Riro Yoshioka)
散歩の途中にある湧水池。池のあちこちから清水が湧き出しています。池の中央の水草の上に白いのが見えますが小さくてなんだかわかりません。中に入って確かめようと、まずサンダルを買い込み、足ふきの雑巾を用意してカメラを持って池の中に入りました。水が冷たく真夏の暑さを忘れるほどでした。池の中ほどまでゆっくりと進み、白いものを確認すると、
ヒメバイカモ
でした。
(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)
(Photo: © Riro Yoshioka)
○「絶滅危惧IB類(EN)」
IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種。詳しくは→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
熊本県植物レッドリスト2013〜維管束植物〜
○「絶滅危惧IB類(EN)」
絶滅危惧IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の可能性が高いもの。
熊本県植物誌に
極稀
とあります。
「沈水葉は1回3出の複葉、長さ1〜4cm、裂片はさらに3-4回切れ込み
終裂片は糸状
、浮葉はない。」
(原色牧野植物大図鑑)
名前
花期
所在地
離弁花類
草 ・ 木
もろもろ
ヒメバイカモ
初夏〜夏
低地の河川や池沼に生える
キンポウゲ科
キンポウゲ属
多年生
沈水植物
花は径5-9mm 白色で中心部は黄色
花弁は5枚
九州にはバイカモがなくヒメバイカモだけである。
学名解説 (L)→
APGV
名前
真生双子葉類
・キンポウゲ目
学名
ヒメバイカモ
キンポウゲ科 キンポウゲ属
Ranunculus kazusensis
Makino
「APG分類体系に関して」は→
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2017年にヒメバイカモを見たその後、他の植物が茂り、ほとんどヒメバイカモを見かけなくなりました。。
本年2021年,偶然初めて歩く道で、清流の中に自生するヒメバイカモを見つけて嬉しくなりました。花があまり小さいので大きな写真でアップします。
(Photo: © Riro Yoshioka)
水中の様子が知りたくて防水カメラで撮影しました。
(Photo: © Riro Yoshioka)
根はどうのようになっているのかを熊本記念植物採集会の先生に尋ねたら、「茎は節から不定根を出して水底に定着、匍匐しながら水流になびき、長さ2m近くなることもある。」と、教えていただきました。
不定根について | みんなのひろば | 日本植物生理学会 →
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