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夕方の散歩道。老夫婦に何か一生懸命に説明しているご婦人。初めて見たウマノスズクサ。なんとも面白い姿をしています。ラッパのような形と球のようなのを見たときに、食虫植物かと思ったのですが、違ってました。花が2つ咲き、蕾がたくさんついています。翌早朝撮影することにしました。フェンスの中に咲いていたので誰かが植えたのかなと思って、現地に詳しい方に話を聞くと「20年前頃から咲いてるの見てきているよ。」と。他の方からは「フェンスができる前、葦原だったころからそこには咲いていたと聞いている。」などの情報を得ることができました。
 
熊本県植物誌に「稍稀」とあります。
[日本名]馬の鈴草で、果実の様子が馬の首にかける鈴に似ているからである。(原色牧野植物大図鑑)
(Photo: © Riro Yoshioka)

「長い筒状の花は花を媒介する昆虫が内部に侵入したとき、簡単に外に出られない”罠”のような役割をし、内部で昆虫が動き回ることでうまく受粉ができるようになっている。花は長さ3-4センチで、花弁を欠き、花被は萼が発達したもの、花の基部は筒状で湾曲し、先は広がって舷部となる。」(朝日百科 植物の世界 )

(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)

(Photo: © Riro Yoshioka)

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名前花期所在地 離弁花類  草 ・ 木 もろもろ
ウマノスズクサ
 
6〜 8月
 
原野、川の堤、茶畑などに生える
 
ウマノスズクサ科
ウマノスズクサ属
つる性草本
多年草
臭気がある
ジャコウアゲハの食草

学名解説 (L)→

APGV

名前 被子植物・コショウ目学名
ウマノスズクサ ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属 Aristolochia debilis Siebold et Zucc.

「APG分類体系に関して」は→

 

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