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Photo:asotakarakou
(Photo: © Riro Yoshioka)
 
●「絶滅危惧II類(VU)」 絶滅の危険が増大している種に指定されています。
詳しくは→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
熊本県版カテゴリー区分 新カテゴリー(2004)
○「絶滅危惧U類(VU)」 絶滅危機が増大している種。
昭和43年発行の熊本県植物誌には「アソタカラコウ」についての記述はありません。
佐藤武之著「阿蘇の野の花 V」に次のような記述があります。「住民登録をしようにも、和名がないので、専門の先生に長い間かけて調べてもらった。すると、世界中で阿蘇だけにしかない新種とわかり、お陰で名付け親にならせていただくという幸運を与えられた。」(1991年10月22日 )
Ligularia fiseheri var. takeyukii

Photo:asotakarakou
(Photo: © Riro Yoshioka)

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(Photo: © Riro Yoshioka)
 
当日は熊本市内でも強風が吹き荒れた天気だったそうですが、阿蘇外輪山内壁は終日強風が吹いていました。更に、アソタカコウの花も殆ど枯れかかっている状態だったので、来年撮影にきてからアップしようと思いましたが、やってきて驚いたのは踏み固められた足跡で、それもかなりの広さに渡っていましたので、来年になると果たして見ることが出来るのだろうかとの不安もなくはなく、取り敢えずアップすることにしました。
タカラコウというのは、竜脳香(りゅうのうこう)のことで、竜脳樹から採った香料で、本種の中の根茎にこれと同じよな香りがあることからいわれる。(野草大百科)
名前花期所在地 合弁花類 草 ・ 木 もろもろ
アソタカラコウ
 
初夏
 
草原で
ぽつんぽつんと離れて咲く
キク科
メタコカコウ属
多年草
 
タカラコウは龍脳香のことである
ラベンダー油などに含まれるアルコール類の一種

学名解説 (L)→

APGV

名前 真生双子葉類・キク目学名
アソタカラコウ キク科 メタカラコウ属2017/9/20平凡社「日本の野生植物5」
正式に発表された学名はいまだない。

「APG分類体系に関して」は→

 

2/3 追記 2019/06 オタカラコウとの区別

写真左:葉脈の下に葉がない オタカラコウ | 写真右:葉脈の下に葉がある アソタカラコウ
Photo:asotakarakou
(Photo: © Riro Yoshioka)

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Photo:asotakarakou
(Photo: © Riro Yoshioka)

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