HOME|main
← | クサレダマ | キジカクシ →
2006年07月09日 「日本ナショナル・トラスト協会 第1回助成決定」を記念して、阿蘇花野協会の平成18年度 第2回 阿蘇野の花観察会&パトロールが行われました。台風3号が東シナ海を通過するのに連れて、熊本はフェーン現象に見舞われ、日本一暑い 36.9度を記録しました。観察地奥阿蘇は普段から風が強くこの日も例外ではありませんました。
観察した花は、クサレダマ、ヒメユリ、マンセンカラマツ、ツクシクガイソウ、ハナシノブ、ツクシマツモト、キジカクシ、ロクオンソウ、アソタカラコウ、アソノコギリソウ、オニノヤガラ(枯れ)、等の希少種、ノハナショウブ、ユウスゲ、カキラン、ヤマホトトギス、タカトウダイ、オオバギボウシ、オカトラノオ、ホタルブクロ、ミヤコグサ、ハナウド、シシウド、クララ、オオマツヨイグサ、ヒメジョオン等々がありました。「クサレダマ・キジカクシ・ツクシクガイソウ」をアップします。
Photo:Kusa redama

Photo:Kusa redama

夢中で何枚も撮っていました。萼の縁の赤褐色はパソコンで確認するまで気づきませんでした。
(Photo: © Riro Yoshioka)

熊本県植物誌に「極稀」とあります。
熊本県版カテゴリー区分 新カテゴリー(2004)
○「絶滅危惧U類(VU)」 絶滅危機が増大している種。
「名は黄色の花が目立つ様子が、マメ科のレダマを思わせるので草レダマといわれるが、あまりレダマに似ていない。」
(日本の野生植物 平凡社)
レダマ マメ科・落葉低木 和名はポルトガル語とスペイン語のRetama から。

Photo:Kusa redama
(Photo: © Riro Yoshioka)

名前花期所在地 合弁花類 草 ・ 木 もろもろ
クサレダマ
イオウソウ
 
7〜 8月
 
 
山地の湿地に生える
撮影現地は草原
 
サクラソウ科
オカトラノオ属
 
多年草
 
 
葉には柄がない
裏面の葉肉内に黒色の腺点がある。
地下茎で殖えるのでしばしば群生する。

学名解説 (L)

追記 2016/

名前 真生双子葉類・ツツジ目学名
クサレダマ サクラソウ科 オカトラノオ属 Lysimachia vulgaris L. var. davurica (Ledeb.) R. Knuth

「APG分類体系に関して」は→

 

←(P) | クサレダマ | キジカクシ (N)→
HOME (I)|main (M)
↑この頁の先頭
Copyright © 2006   Riro Yoshioka All rights reserved.