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2006年8月5日 阿蘇花野協会:野の花観察会とパトロールに参加しました。
昨年、刈り干し切り・草刈りをした場所です。一昨年は野焼きをしたそうです(未だメンバーになっていない時)。野焼きをして翌年は草刈りこれを繰り返して行くと一面背の高さ以上に生い茂っていたススキの勢いも削がれて、膝の下ほどまでしか伸びてこなくなるそうです。すると、そこに昔は沢山咲いていた、絶滅危惧種のヤツシロソウや、ツクシトラノオ等も見事に復活して咲いてくるようになるそうです。「花野の再現です!!!」種子の生命力の強さに驚かされました。この日は他に、サイヨウシャジン、ホソバシュロソウ、カワラナデシコ、オミナエシ、ヤマハギ、アソノコギリソウ、ユウスゲ、クサフジ、カワラマツバ、シオン、サワヒヨドリ、ムカゴソウ、オトコヨモギ、ハエドクソウ等多くの花に出会うことが出来ました。今回はその中から「ムカゴソウ、オトコヨモギ、ハエドクソウ」の3種をアップします。

Photo:Mukago sou
(Photo: © Riro Yoshioka)
Photo:Mukago sou
(Photo: © Riro Yoshioka)
Photo:Mukago sou
(Photo: © Riro Yoshioka)

名前花期所在地単子葉類 もろもろ
ムカゴソウ
 
 
6〜 8月
 
 
やや湿った草地に生える
 
 
ラン科
ムカゴソウ属
 
和名「零余子草」は丸い2個の塊根を
ムカゴに見立てた名。
3裂して距のない唇弁・良く貼ったした2個の柱頭

学名解説 (L)→

追記 2016/

名前 単子葉類・ キジカクシ目学名
ムカゴソウ ラン科 ムカゴソウ属 Herminium lanceum (Thunb. ex Sn.) J.Vuijk
H.lanceum var. longicrune (C.Wright ex A.Gray ) H.Hara

「APG分類体系に関して」は→

 

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2006年に初めてムカゴソウを見てページを作った時にはこの花が希少種ということを知りませんでした。
○「絶滅危惧IB類(EN)」 IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種。詳しくは→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
<熊本県植物レッドリスト 2013 ○「準絶滅危惧(NT)」 存続基盤が脆弱な種。

(Photo: © Riro Yoshioka)

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