オニノヤガラ Gastrodia elata

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(Photo: © Riro Yoshioka)

: 熊本県植物誌に「極稀」とあります。
熊本県版カテゴリー区分　新カテゴリー(2004)
○「絶滅危惧IB類（ＥＮ）」 絶滅危惧IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の可能性が高いもの。
初めてオニノヤガラを見たのはもう枯れた状態でした。元気の良いのを見たいなと思いやってきました。草刈りや、野焼きをした場所ですが、この時期は、草をかき分けながら歩かなければなりません。小さな草原の上まで登ってきたら足下に立派なオニノヤガラが姿を現しました。どこか他にはと、探すと少し離れたところにも咲いていました。図鑑によると「山地の樹林下に生えナラタケと共生する」と、ありますが、その様な場所には見えません。ナラタケの菌糸が地中に生き残っているのでしょうか。？
「和名は、太くて真っ直ぐな茎を、鬼の使う弓矢の軸に喩えたもの。」(朝日百科植物の世界)

名前	花期	所在地	単子葉類	草・木	もろもろ
オニノヤガラヌスビトノアシ	6月	山地の樹林下に生え	ラン科オニノヤガラ属	多年草	クロロフィル（葉緑素）を持たない腐生のランナラタケと共生する。

名前	単子葉類・キジカクシ目	学名
オニノヤガラ	ラン科オニノヤガラ属	Gastrodia elata Blume

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