2009年4月29日 阿蘇花野協会 平成21年度 第1回阿蘇野の花観察会が阿蘇五岳の一つ杵島岳で行われました。「杵島岳やふもとの草千里周辺では、阿蘇市が人工林を伐採したり、野焼きを復活して、草原を再生する予定があるというので、事前に現地の様子を観察してどのような課題があるかを見てみよう」と言うことでした。前日までの季節外れの寒さも和らぎ絶好の観察日和に恵まれました。当日はアセビ(花の時期は過ぎている)、イワカガミ(咲き始め)、ウマノアシガタ、キジムシロ、キスミレ、スギナ、スミレ、セイヨウタンポポ、タチツボスミレ、ツボスミレ、ハルガヤ、ハルリンドウ、フモトスミレ、マイヅルソウ(咲き始め)、ミツバツチグリ、ミヤマキリシマ(咲き始め)が見られました。今回は、フモトスミレ、ミツバツチグリ、キジムシロをアップします。
ツボスミレ(ツボスミレ)と花の形、色がよく似ていると思います。フモトスミレは葉の裏を見るとその特徴がよくわかりました。「ツボスミレは有茎の多年草、フモトスミレは無茎の多年草(新牧野植物図鑑)」。