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1/2 南阿蘇村に咲くヒガンバナ

higanbana
(Photo: © Riro Yoshioka)
higanbana
(Photo: © Riro Yoshioka)
朝、南阿蘇村を車で走っていると土手に綺麗なヒガンバナ。車を降りて南外輪山を背景にこの花を写したら綺麗だろうなと思いました。左斜め前方からの逆光です。その時に感動した色は出ていませんが、アップします。実は、このヒガンバナを園芸品種と思い込んでいました。
「別名のマンジュシャゲ(曼珠沙華)は梵語で天上に咲く赤い花を意味する。仏の花として墓地などに植えられた。」(日本野生植物館)
「モグラ、野ネズミを防ぐため田の畔や土手などに植え救荒植物ともなっていた。また、土葬の墓を野獣から守るために墓地に植えられていた。」(野草大百科)
「日本に分布するものはすべて3倍体(2n=33)で、もっぱら鱗茎の分裂で繁殖しているが、中国には3倍体(9月開花)とともに種子で繁殖できる2倍体(2n=22、8月開花)が分布している。そこで日本のものは有史前、縄文時代または弥生時代に救荒植物として大陸から持ち込まれたものと考える人が多い。」(朝日百科 植物の世界 )

2/2 前年に友人達と訪ねた「熊本県 北部 番所の棚田に咲くヒガンバナ」に再び 

higanbana
(Photo: © Riro Yoshioka)
higanbana
(Photo: © Riro Yoshioka)
2012年9月のお彼岸の中日は珍しく22日でした。
雨が降り始めました。鑑賞を切り上げ急いで帰り、ご先祖様のお墓参りに行きました。

名前花期所在地 単子葉類 草 ・ 木 もろもろ
ヒガンバナ
 
 
9月下旬
 
 
人家の近い田畑の縁
堤防、墓地などに群生。
 
ヒガンバナ科
ヒガンバナ属
 
多年草
 
 
鱗茎は有毒植物
飢饉のときすりつぶし、水洗いして有毒成分を除き
澱粉をとって食用にした。

学名解説 (L)→

追記 2016/

名前 単子葉類・ キジカクシ目学名
ヒガンバナ
マンジュシャゲ
ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 Lycoris radiata (L' Hér.) Herb.

「APG分類体系に関して」は→

 

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