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フウランが咲いているとの情報を得ました。(阿蘇ではありません。場所は伏せます。)
直ぐに現地へと行きました。メタセコイアに着生していました。
初めて見るフウランです。真っ白!!!花の形が面白い。
撮影には全て望遠ズームレンズを使用しました。

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(Photo: © Riro Yoshioka)

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(Photo: © Riro Yoshioka)
更に、別の場所の情報教えて頂きました。現地を探していたら「あの御神木に咲いていますよ」と。高さ10メートルを遥かに超えていると思える大きな古木に下から上まで驚くほどの花が咲いていました(木の名前はイヌマキと聞きました。)

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(Photo: © Riro Yoshioka)

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(Photo: © Riro Yoshioka)

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(Photo: © Riro Yoshioka)

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(Photo: © Riro Yoshioka)
[1]環境省カテゴリ:●「絶滅危惧II類(VU)」 絶滅の危険が増大している種に指定してあります。
[2]レッドデータブック くまもと2009
  ○「絶滅危惧IB類(EN)」 絶滅危惧IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の可能性が高いもの。
[3]熊本県植物誌 常緑林内の樹上 「稀」。
フウランの生育場所
[1]「熊本県植物誌」 常緑林内の樹上。
[2]「日本の野生植物」(平凡社) 常緑広葉樹林内の樹幹や岩上
[3]「新牧野日本植物図鑑」(北隆館) 山中老樹上。
[4]「日本野生植物館」(小学館) 岩上や老木。
[5]「朝日百科 植物の世界 」(朝日新聞社) 人里に近い常緑樹の樹幹や岩上
[6]「新日本植物誌」(至文堂)には生育場所についての記載はありません。
メタセコイアとイヌマキ
[A]「日本の樹木」(山と渓谷社) メタセコイア:落葉高木 中国原産
[B]「日本の樹木」(山と渓谷社) イヌマキ:常緑高木。
[C]「http://www.geocities.jp/nisi175812/inumaki0.htm
  公園や生垣などに植えられ、まれに山間でも見られる雌雄異株の常緑針葉高木。」
[D]「岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科・植物生態研究室(波田研)
  http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/gymnospermae/podocarpaceae/inumaki/inumaki.htm
  イヌマキは関東地方南部以西の本州、四国、九州、南西諸島に分布し、中国・台湾にも生育する常緑の高木。暖地の常緑広葉樹林中に生育し、高さ20mを越える。樹皮は灰白色で薄くはがれる。」

落葉高木のメタセコイアに着生しているフウランとは、???
種が風に乗って飛んできて、メタセコイアに着生した可能性も。
『フウランの名は、風通しのよい樹上に着生するところからつき、「風蘭」と書かれる。夏の暑い夕暮れに、風に漂う芳香に心がなごむ。江戸時代中期には200以上の園芸品種が栽培され、大名たちが参勤交代のときに駕籠に持ち込んで愛でたといわれ、「富貴欄」と称される。』
(朝日百科 植物の世界)

名前花期 単子葉類 草 ・ 木 もろもろ
フウラン
 
 
6〜 7月
 
 
ラン科
フウラン属
 
多年草
 
 
フウラン属
日本にただ一種類ある。

距は長く線形で湾曲し、長さ約5mm

学名解説 (L)→

APGV

名前単子葉類・クサギカズラ目(キジカクシ目)学名
フウラン ラン科 ヒスイカズラ属 Vanda falcata (Thunb.) Beer

「APG分類体系に関して」は→

 

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