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Tak.Y.氏から「30株ほどの群生しているタシロランを見つけました。」との嬉しいメールです。我が家から遠くないようです。翌朝、登る道があるのかと思う所から、山に入ると、驚いたことには、車道から極く近くに咲いていました。うな垂れているような花は少し悲しそうに見えました。元気が無かったのでしょうか。
熊本県植物誌にも記載がない希少種のタシロランを教えて頂いた Tak.Y.氏ご夫妻に心から感謝しています。
●「準絶滅危惧(NT)」 存続基盤が脆弱な種に指定されています。詳しくは→環境省 http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
レッドデータブック くまもと2009
○「絶滅危惧IB類(EN)」 絶滅危惧IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の可能性が高いもの。
[日本名] 田代善太郎が長崎県諫早で発見したのでこの名がある。(新牧野日本植物図鑑)
(Photo: © Riro Yoshioka)
非常に蒸し暑く、少し暗く、風に花が揺れ続け、蚊や小さな虫の襲来もありますが、めげるわけにはいきません。

(Photo: © Riro Yoshioka) フラッシュ使用

 
(Photo: © Riro Yoshioka)


名前花期所在地 単子葉類 もろもろ
タシロラン
 
 
5〜 7月
 
 
常緑林下に生える。
 
 
ラン科
トラキチラン属
 
無葉緑の菌根植物
地下に楕円形の球茎がある。
唇弁の距が短く、基部が突起状になる。

学名解説 (L)→

APGV

名前 単子葉類・ クサギカズラ目(キジカクシ目)学名
タシロラン ラン科 トラキチラン属Epipogium roseum (D.Don) Lindl.

「APG分類体系に関して」は→

 

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